アルペン

　愛子、ごめんね。バンクーバー五輪のアルペン日本男子代表の皆川賢太郎（３２＝竹村総合設備）が２日、欧州遠征から帰国。妻でモーグル代表の上村愛子（３０）の五輪本番レースがテレビ観戦になることを明かした。「上村愛子は十分（に準備ができている）。僕は僕の仕事をしなくてはいけない」。皆川は６日から１４日まで、実家のある新潟・苗場で最終調整を行う。モーグル女子決勝は、日本時間１４日の午後０時半スタート。「（緊張するから）東京で１人で見たくない」と、実家で母則子さんらスタッフと観戦予定だ。１５日にはカナダに向け出発のため「できるだけ長く実家にいて見たい」と、テレビにかぶりつく。自らの五輪のレースについては「一発勝負にかけたい」と、前回のトリノで１００分の３秒差でメダルを逃した雪辱を期した。五輪後の去就については「燃える気持ちがあればイエス（続行）だし、なければノーかもしれない」と明言を避けた。

　［2010年2月3日8時56分　紙面から］

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