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モーグル娘・愛里咲はターンで勝負

 フリースタイルスキー女子モーグルのバンクーバー五輪代表、村田愛里咲(19=北翔大)が26日、同校が主催する壮行会に出席した。同大学で初の五輪代表になった村田は集まった約500人の在校生、OB、教員の前でやや緊張気味だったが「みんなの応援が私の力になる。自分らしく自己ベストを出してきたい」と愛くるしい笑顔で誓った。

 五輪ではエアの大技「フルツイスト」(伸身後方1回転1回ひねり)を封印し、ターンで勝負する決意をしている。小6から始めたトランポリンで養ったバランス感覚でエアを得意としているが、今季はより得点比率の高いターンに磨きをかけてきた。「エアがまだ完ぺきではないのもあるが、ターンがだいぶ自分のものになってきた」と自信を見せる。

 お手本は、昨季の世界選手権で2冠に輝いたあこがれの上村愛子(北野建設)だ。上村も06年トリノ五輪後に就任した五輪金メダリストのヤンネ・ラハテラ・チーフコーチ(35)からターンを学び世界一になった。そのラハテラコーチから板をスライドさせるのではなく、真っすぐ縦に滑り落ちる「カービングターン」を徹底的にたたき込まれてきた。合宿中は先輩とビデオを見て滑りの助言も受ける。「こうした方がいいとか言ってもらってます」と話す。

 小6でモーグルと出合い魅了された。その時、上村と撮った写真と色紙が北九州の自宅に今も飾ってある。「元気に滑ってきたい」。あこがれの女王と挑む最高峰の舞台では、速く、華麗にそして美しく輝いて見せる。【松末守司】

 [2010年1月27日10時19分 紙面から]


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