ノルディック複合

Nordic Combined

23日複合団体戦に向け小林「感触○」

　スキー・複合のエース、小林範仁（２７＝東京美装）が、４大会ぶりのメダル獲得でノルディック競技のプライドを守る。日本代表５人が２１日、２３日（日本時間２４日）の団体に向けて、ウィスラー五輪公園で調整した。

　ジャンプの公式練習に参加した小林は、３度飛びＫ点に１度も届かなかったが、表情は明るい。１４日（日本時間１５日）のノーマルヒルでは７位入賞を果たしており「感触は悪くない。ノーマルヒルの好調を維持出来ています」と順調さをアピールした。

　日本はバンクーバーで行われているスピードスケート、フィギュアでメダル３つを獲得したが、ウィスラーで行われている競技ではメダルはない。小林は「負けていられない。今度はこっちから風を送りたい」と力をこめる。団体では、優勝候補の米国を筆頭に強豪がそろうが「周りは気にしない。自分たちのレースをするだけ」と誓った。

　［2010年2月23日9時41分　紙面から］