ショートトラック

本番会場での練習中、ブレードを調整してもらうＳトラックの桜井（共同）

　スピードスケート・ショートトラック日本女子代表のエース桜井美馬（２０＝早大）が“重馬場”を歓迎した。五輪本番会場となる、カナダ・バンクーバーのパシフィック・コロシアムで５日、初めて練習。リンクによって異なる氷の感触について「ちょっと滑っただけで（リンク表面が）荒れるのが早い。レースも荒れると思う。ただ、冷静にレースが進むよりは、荒れた方がいろんなところにチャンスが生まれる」と歓迎した。馬好きの祖父から命名されただけに、波乱含みの五輪で本命の中国、韓国、米国、カナダ勢などを押しのけて大穴の１着を狙う。

　［2010年2月7日8時40分　紙面から］

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