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越改革訴える「ソリ界にも貴派を」

 バンクーバー五輪のスケルトン男子代表の越和宏(45=システックス)が、「貴乃花親方みたいに改革に乗り出さないと、日本のソリ界はダメになる」と訴えた。11日の出発に向けて最終調整中の越は4日、長野市内で練習。3大会連続出場の自身を脅かすような若手が出現していないことに「勝ちに行く姿勢がない。死にものぐるいという気がしない」と苦言。さらに「命がけでやっている人がいるのか。お金がないなど最初から言い訳ばかり」と、日本ボブスレー・リュージュ連盟にも、怒りの矛先を向けた。

 92年にボブスレーから転向し、今五輪は集大成と位置付ける。「五輪後は、何かしらの形で改革ができれば」と熱く語っていた。

 [2010年2月5日9時16分 紙面から]


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