ジャンプ

ラージヒルの公式練習で険しい表情を見せる岡部孝信（共同）

　第８日の１９日午前１０時（日本時間２０日午前３時）から行われるノルディックスキー・ジャンプのラージヒル（ＨＳ１４０メートル、Ｋ点１２５メートル）に出場する日本の４選手が１８日、決まり、日本選手団主将の３９歳、岡部孝信（雪印）が１３日のノーマルヒルに続いてメンバーから外れた。

　岡部は「寂しいけど、自分がやってきた結果。仕方がない」と話した。２２日（同２３日）に行われる団体のメンバー入りも厳しい状況となった。

　１８日の公式練習までの各選手の調子で判断した。斉藤智治監督は、現在の岡部が試合中に吹く可能性の高い不利な追い風に対応するのが「厳しい」と説明した。

　日本は６大会連続出場で３７歳の葛西紀明（土屋ホーム）と、伊東大貴、栃本翔平（ともに雪印）竹内択（北野建設）が１９日の予選に臨む。本戦は２０日（同２１日）に行われる。１８日の公式練習では葛西が日本勢最長の１３４・５メートルを飛んだ。

　ノーマルヒルで日本勢は伊東の１５位が最高で、葛西は１７位、竹内は３４位、栃本は３７位だった。

　［2010年2月19日10時49分］

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