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葛西逆転Vで締め/スキー

<スキー・ジャンプ:全日本選手権ラージヒル>◇1月31日◇札幌・大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)

 日本のエース葛西紀明(37=土屋ホーム)が、五輪前最後の大会を優勝で締めた。1回目は109・5メートルの3位と出遅れたが、2回目に127・5メートルのK点越えで逆転した。欧州遠征から帰国後、国内9戦4勝と好調をキープしたまま、バンクーバーに乗り込む。五輪代表は伊東大貴(雪印)が2位、竹内択(北野建設)が3位、栃本翔平(雪印)は5位。ベテラン岡部孝信(雪印)は12位だった。

 葛西が五輪への壮行試合を豪快なジャンプで飾った。1回目は追い風にたたられ、K点越えする選手はなし。葛西も109・5メートルと失速したが、状況が整った2回目に見せ場は待っていた。127・5メートルを飛び逆転。「140メートルの豪快なジャンプをしたかったけど、勝てたので良かった」と笑顔が絶えなかった。

 1月8日にW杯遠征から帰国後、無類の強さを発揮している。国内9戦で4勝し、表彰台を外したのは16日のW杯のみ。それでも、ピークはまだ先の意識が強い。「まだ70%くらい。助走がバラつくので修正してパーフェクトにしたい」と貪欲(どんよく)だ。

 4日から米ソルトレークシティーで最終調整する。「集中して練習できるので五輪には間に合う。W杯で外国人の調子みるとレベルの差はない」。最高の仕上げができたとき、悲願の個人メダルに1歩近づく。

 [2010年2月1日9時20分 紙面から]


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