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フリースタイルのモーグルW杯猪苗代大会は6日、W杯第8戦を行う予定が、濃霧による視界不良のため7日に順延となった。出場を予定していたバンクーバー五輪モーグル女子4位入賞の上村愛子(30)ら五輪代表は午前中の公式練習まで行ったが、天候が回復しないため、午後2時すぎにレース本番は延期となった。2003人の観客が、上村ら五輪代表組を見ようと集まった。しかし、順延となったため、日本選手は第2エアから滑るデモンストレーションを行い、待ちわびた観客から喝采を浴びた。バンクーバー五輪後初レースの予定だった上村は「残念です。明日は気持ちを切り替えて滑りたい」と話した。
7日の最終日は、天候が回復すれば、午前にこの日順延した第8戦を男女ともに1本だけ滑り結果とする。午後からは予定されていた第9戦のデュアルモーグルをシングルに替え、予選、決勝の2本滑る予定だ。