ボブスレー

　来年２月のバンクーバー冬季五輪出場を目指し、ボブスレーに挑戦していたソフトボール女子の元日本代表エース、高山樹里（豊田自動織機）が日本代表候補選手から外れ、五輪への道が閉ざされた。８日、日本ボブスレー・リュージュ連盟がボブスレーのＷ杯遠征メンバーを発表し、高山はメンバーから外れた。昨季Ｗ杯メンバーで、陸上の日本選手権に出場した熊谷史子（Ｍ＆Ｋ）も落選した。

　五輪会場のカナダのウィスラーで合宿中の日本は、女子２人乗りでパイロットの桧野真奈美（北斗病院）と組む５人のブレーカー候補を浅津このみ（中大）川崎奈都美（東海大）吉村美鈴（北海道連盟）の３人に絞った。ここまでの合宿のデータを総合的に判断したという。今後のＷ杯の結果でブレーカー１人を選ぶ。

　高山は２日の練習公開の際に滑走機会の少なさから「不完全燃焼になる可能性がある」と話すなど、経験不足も手伝って不安を募らせていた。

　［2009年11月8日17時53分］

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高山樹里

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