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スノボ国母、服装乱れで入村式外される

会見でさえない表情をみせる国母(撮影・上田博志)
会見でさえない表情をみせる国母(撮影・上田博志)

 【バンクーバー(カナダ)10日(日本時間11日)】スノーボード男子ハーフパイプ(HP)のメダル候補・国母和宏(21=東海大)が、全日本スキー連盟(SAJ)からの指示で日本選手団の入村式への出席を取りやめた。日本からバンクーバーへの移動の際、公式服装のシャツを腰から出すなど服装の乱れがあったことが理由。萩原文和監督(52)らコーチ陣は日本オリンピック委員会(JOC)から注意を受けた。国母は反省の言葉を口にしたが、動揺はなし。17日(同18日)の競技に向けて「オレ流」の姿勢を貫いた。

 日本選手団の入村式に、国母はいなかった。式後、萩原監督は「SAJとして自粛した。国母の服装が乱れていた。本人は深く反省しているし、ここまで大騒ぎになるとは意識していなかった。ルールは守らないといけない」と説明した。

 バンクーバーへ渡航する際、国母は公式服装のシャツを出し、ズボンを腰ではき、ネクタイを緩めていた。これを報道などで知った人々から、SAJは抗議の電話を受けたという。JOCは先乗りしていた萩原監督と、国母に同行した綿谷コーチらを注意。JOCの市原専務理事は「国民の税金を使った代表の服装じゃない。選手は文化と思っているかもしれないが」と指摘した。

 直後、予定されていた会見に出た国母は「(服装の乱れを)指摘されたんで、入村式は出ませんでした。競技には影響ありません。反省してます」と言った。自分のスタイルを理解してもらえなかったが、落ち込んだり、動揺したりする姿は見せなかった。

 ポリシーは簡単に曲げない。プロ選手としてDVD出演や賞金大会出場など活動の幅は広く、五輪の位置づけを問われても「その中の1つです。特にないです」。演技を見た人にどう感じてほしいかと聞かれると「シブい」と一言。最大のライバルとなる米国勢については「米国の選手の得点がどうでなく、自分の滑りをしたいとしか考えてない」と答えた。

 五輪にも、メダルにもこだわらない。「スノーボードはかっこいいもの。オレの中でかっこいいのは、ライフスタイルとスノーボードを含めて、両方かっこいいライダー」と話したことがある。今回はマナーや美学への解釈で誤解を生んだが、騒動直後の会見でも自分らしさを出せた男なら、競技本番でもメダルに手が届く実力は出し切れるはずだ。【佐々木一郎】

 [2010年2月12日9時12分 紙面から]


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