スノーボード
Snowboard国母本番はシンプルな“腰パン”
スノーボード男子ハーフパイプ(HP)に出場する国母和宏(21=東海大)は14日(日本時間15日)、公式練習を開始する。五輪本番では、シンプルな“腰パン”ウエアを着用することが13日、分かった。スノーボードメーカーの老舗バートン社製で、ジャケットは茶、パンツはオレンジを基調とした、落ち着いたデザインになっている。
バートン社の石原公司氏は「(国母は)4、5年前まではチェック柄とか迷彩柄とかを好んでいたが、今回はシンプルなものを選びました。人と同じは嫌だと言いますね」と説明する。来季の新モデルで、店頭に並ぶのは秋以降。有名選手が着用するウエアは、売れ行きがいいという。
成田空港からバンクーバー入りする際、ズボンを腰の位置に下げる、いわゆる「腰パン」が、公式服装にふさわしくないとされた。だが、スノーボードウエアの着こなしは別だ。ファッションも競技の一部としてとらえられ、腰パンは当たり前。こちらの着こなしは、国母が存分に自己主張できる世界でもある。
入村式への出席を自粛した後、国母は「競技には影響ありません」と言った。騒動がきっかけで、一躍注目される存在となり、14日からの公式練習も視線が集まる。普段、ハーフパイプを見慣れない日本の皆さん、「また腰パンじゃないか!」なんて指摘は、どうかなさいませんように…。【佐々木一郎】
[2010年2月15日8時35分 紙面から]
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