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「精いっぱい頑張った」地元白馬で大歓声

 上村愛子の地元、長野県白馬村では14日、子どもからお年寄りまで約250人が村役場のホールに設置された大画面の前に集まり、声援を送った。有力外国選手の転倒が相次ぎ、最後まで3位以内の希望が残る戦いに歓声とため息が交錯。悲願のメダルには1歩届かなかったが、堂々の4位に大きな拍手がわき上がった。

 涙をあふれさせながらインタビューを受ける上村の映像を見て、地元スキークラブの先輩に当たる全日本スキー連盟ナショナルチームコーチの切久保達也さん(39)は「精いっぱい頑張った結果。素直に泣けばいい。胸を張って帰ってきてほしい」と納得の様子。

 長野県スキー連盟副会長の矢口公勝さん(62)は「紙一重だった。強いて言えばスピードが足りなかったか」と残念そうだった。(共同)

 [2010年2月14日20時54分]


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