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愛子伯父精一さん「滑り切ったので十分」

 「メダルまであと1歩だったが、よく頑張った」。フリースタイル女子モーグル上村愛子が2歳まで過ごした兵庫県伊丹市では14日、親類や住民約100人が集会所で日の丸を振って観戦。4位入賞の健闘を口々にたたえた。

 決勝の舞台では会場の興奮が最高潮に。ターンやジャンプに合わせて手拍子が響き、猛スピードでゴールに滑り込んだ上村選手の姿に「やった」と大歓声が上がった。

 伯父の上村精一さん(61)は「転倒せずに滑りきってもらいたかったので十分。帰ってきたらよく頑張ったと声を掛けたい」。応援に駆けつけた藤原保幸・伊丹市長も「相当のプレッシャーの中で力を出し、市民に夢を与えてくれた。ご苦労さまでした」とねぎらった。(共同)

 [2010年2月14日21時0分]


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