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Freestyle Skiing愛子「もう安心」心身とも再生し五輪へ
バンクーバー五輪女子モーグル代表の上村愛子(30=北野建設)が、心身ともに再生した。4日、代表チームの一員としてバンクーバーへ出発。「いい環境で国内合宿ができた。コーチともいい滑りができているねと話もできて、自分はもう安心して臨めるなっていうところまできている」と笑顔で話した。
今季はW杯全7戦で1度も優勝がないが、3日まで1週間続いた福島合宿で、滑りを修正した。ラハテラ・コーチと時間をかけて話し合い、課題としていた第1エアも重点的に飛んだ。何より、コブを攻める気持ちが戻り、エアにも好影響が出た。「全力でアタックして、いい点数がもらえれば本当にうれしいですし、メダルは絶対に取りたいななんて思ってますけど、もう何番かはどうでもいい」。気持ちも吹っ切れた。
13日(日本時間14日)の五輪本番は、予選が午後4時半、決勝は午後7時半から行われるため、ナイターを意識して時差を調整する。空路移動の時は、ロストバゲージ(荷物紛失)が相次いだため、ブーツを手荷物として持ち込むなど万全を期す。公式練習は8日から。4度目の五輪へ、準備が整ってきた。【佐々木一郎】
[2010年2月5日9時34分 紙面から]
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