カーリング

準決勝で韓国を破ったチーム青森。左から本橋、目黒、近江谷（共同）

＜カーリング：パシフィック選手権＞◇７日目◇１８日◇長野・軽井沢町、スカップ軽井沢

　バンクーバー五輪日本女子代表で、１次リーグ２位のチーム青森が、同３位の韓国を８－６で破り、１９日の決勝で世界女王の中国と金メダルをかけて対戦する。チーム青森は３－４で迎えた第６エンドで、３点をマーク。逆転に成功すると、追いすがる韓国を振り切った。スキップ（主将）の目黒萌絵（２４＝みちのく銀行）は「チャンスも多く押していたので焦りはなかった」と自信をのぞかせた。

　決勝の中国とは１次リーグ１勝１敗。今大会は五輪前の最後の国際公式戦となるだけに、目黒は「予選で勝つのと決勝で勝つのでは意味が違う」と気を引き締めた。

　準決勝は３戦先勝方式で１次リーグの勝敗を含む。同リーグで韓国に２勝していたチーム青森は、この日の１勝で３勝となり決勝進出を決めた。また、２位以内が決まり、来年３月の世界選手権（カナダ）出場権も獲得した。

　［2009年11月18日19時36分］

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