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チーム青森応援定期預金２カ月で156億円

: 右から目黒、近江谷、本橋、石崎、山浦（撮影・上田博志）

　みちのく銀行（本社・青森市）が９月から始めたカーリングの「チーム青森応援定期預金」が、約２カ月間で１５６億円を集めたことが４日、分かった。期限は３月末日のため、同行の広報担当者は「これからボーナス時期。もっと額は伸びると思います」。最終的には３００億円突破も期待できそう。預金額の０・００５％が青森県カーリング協会に寄付され、チーム青森の強化資金に充てられる。１０万円を預けるごとに５円が寄付される計算で、現在の１５６億円だと７８万円。３００億円に達すれば１５０万円になる。

　「チーム青森応援定期預金」は通常のスーパー定期預金の１年ものの店頭金利に、０・０５％プラスしたもの。個人が１０万円から預金できる。そのお得感と、０６年トリノ五輪でブレークしたチーム青森の人気で預金額も急上昇した。同行は昨年カーリング部も創設。昨年４月に入行したチーム青森の目黒萌絵主将（２５）も「すごい（金額）ですよね」と驚いた。

　５日からバンクーバー五輪代表決定戦（青森スポーツ会館）が開幕する。同定期預金は３月まで続くため、チーム青森は負けられない。目黒は「周りから大きな支援をいただいているので、何としても（代表を）取らなくてはいけない」と必勝の覚悟だった。【吉松忠弘】

　［2009年11月5日9時35分　紙面から］