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近江谷でチーム青森連続五輪/カーリング

チーム長野との対戦で、本橋(右)とスウィーピングする近江谷
チーム長野との対戦で、本橋(右)とスウィーピングする近江谷

<カーリング:五輪代表決定戦>◇第2ラウンド第1、2試合◇3日目◇7日◇青森市スポーツ会館カーリングホール

 トリノ五輪代表のチーム青森が、五輪2大会連続出場を決めた。第1ラウンドを勝ち抜いたチーム長野と4戦先勝方式の決定戦を行い、2連勝した。過去の実績を考慮された2勝のアドバンテージを含めて4勝0敗とし、バンクーバー五輪出場権を手にした。9月にサードに抜てきされたチーム最年少の近江谷(おおみや)杏菜(20)が安定したショットで活躍。父好幸さん(40)は98年長野五輪に出場しており、親子2代の五輪選手となった。

 チーム青森は最後まで試合をするまでもなかった。第1試合は延長で逆転勝利。王手をかけた第2試合は、第8エンドを終えてチーム長野をギブアップに追い込む12-3の圧勝。スキップ(主将)の目黒は「これまでで1番強いチーム。ここからがスタートライン」と胸を張った。

 試合を決めたのは、サード近江谷のスーパーショットだった。第2試合第2エンド。近江谷の2投目が相手のストーン(石)をはじき出し、自分の石を円の中心に置くヒットアンドロール。密集した石の間を抜いたショットに「完ぺきでした」。3点を奪うビッグエンドにつなげた。

 北海道・網走南ヶ丘高卒業予定の昨年1月にチーム青森入り。リザーブだったが、9月のカナダ遠征で急成長。「速いスピードで投げられる」(阿部コーチ)とカナダでの4大会目からサードに抜てきされた。この日も「大舞台でこれだけできるなら、五輪でも使える」と同コーチに絶賛された。

 父好幸さんは長野五輪日本代表でセカンドとしてプレーし5位入賞。この日は仕事で試合を見られなかったが「うれしいのひと言」と、親子2代代表に喜びを隠せなかった。「父はメダルに届かなかった。だから私が(メダルで)リベンジしたい」と、近江谷は父を超えることを誓った。【吉松忠弘】

 [2009年11月8日10時20分 紙面から]


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