カーリング
Curlingカー娘前哨戦2位金見えた!/カーリング
<カーリング:ベルン国際女子カップ>◇最終日◇10日(日本時間11日)◇スイス・ベルン
バンクーバーでのメダルが見えた。日本(クリスタル・ジャパン=チーム青森)が、各国五輪代表全10チームが出場した中で、最上位の準優勝に輝いた。決勝で五輪に出場しないカナダのチームに4-5で敗れたが、五輪前哨の今季開幕戦で、メダルを争うライバルチームに実力をアピール。トリノ五輪の7位から、大きくジャンプアップの期待を抱かせた。日本は、15日から英グラスゴーで行われる世界ツアーに出場し、20日に帰国予定だ。
カー娘転じてクリスタル・ジャパンが、早くも最高の輝きを放った。決勝では、カーリング王国のカナダに1点差で敗れた。しかし、相手は五輪代表チームではなく、阿部晋也コーチも「ショットも安定し、作戦面もフィットしていた。満足している」と、本番に向け手応えを口にした。
今大会には32チームが参加し、バンクーバー五輪に出場する10カ国の全10チームも出場。まさに前哨戦だった。日本は変則リーグ戦を5勝2敗で抜け、準々決勝に進出。リーグ戦で敗れていた前回五輪銅メダルの米国代表に5-3と雪辱し、準決勝ではオーストリアに大勝した。
準優勝とはいえ、五輪代表10チームの中では日本がトップだ。その中でも直接対決は、ロシアに1勝と米国に1勝1敗と少なかったが、阿部コーチは「五輪参加チームの中で最上位で終えられたのは収穫」と、メダルへの自信を深めた。
今大会は、五輪に向けて相手チームを偵察する意味もあった。スキップ(主将)の目黒萌絵も「お互いに手の内を明かさない雰囲気も感じた」。日本も、持ち味の攻めるプレーだけでなく、多くの作戦を試した。その上で、結果以上に「各国の雰囲気やスタイルを確認できたことは収穫」(目黒)と言う。
今季に入って8つの国際大会に出場し、決勝進出が4回。そのうち、優勝が2回と、完全に世界のトップチームの仲間入りを果たした。09年世界選手権覇者の中国とも今季2勝3敗と互角レベルで戦い、十分にメダルが狙える位置にある。15日からは、五輪前最後の大会となる世界ツアーが英国グラスゴーで行われる。目黒は「今大会で得た自信を確かなものにするため、気を引き締めて挑みたい」と話した。
[2010年1月12日8時24分 紙面から]
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