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＜フィギュアスケート：ＧＰファイナル＞◇３日目◇５日◇東京・代々木第１体育館

　バンクーバー冬季五輪でメダル獲得が期待されるフィギュアスケートで、男子の織田信成（２２＝関大）と女子の安藤美姫（２１＝トヨタ自動車）が５日、五輪代表入りを決めた。同日、東京・国立代々木競技場で行われたグランプリ（ＧＰ）ファイナルで織田が２位、安藤も世界女王の金妍児（韓国）に次ぐ２位で日本勢のトップとなり、日本スケート連盟が定めた選考基準を満たした。

　４年前のトリノ五輪代表選考会で、一度は優勝と発表されながら採点ミスが判明して２位となって五輪行きを逃した織田は悲願の代表決定。２００７年世界選手権で優勝した安藤は、１５位だったトリノ大会に続く２度目の五輪となる。

　男女とも五輪代表は３枠。男子ＳＰで首位に立ちながらフリーで５位に沈んだ高橋大輔（関大大学院）やファイナルに進出できなかった女子の浅田真央（中京大）は、２５日に大阪なみはやドームで開幕する全日本選手権で残り２枠を争う。

　［2009年12月5日21時13分］

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