フィギュア

成田空港からカナダ・バンクーバーに出発した高橋（撮影・野上伸悟）

　フィギュアスケート男子のバンクーバー五輪代表高橋大輔（２３＝関大大学院）が３１日、成田空港からカナダに向け出発し、「目標は変わらず金メダルです」と力強く話した。昨年末の全日本選手権後に、フリー演技のトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）を、点数が１・１倍になる後半に移動させるなど、五輪専用プログラムの練習に集中。「手応えは感じている。五輪を１回経験しているので、変な期待とか緊張はない」と、落ち着いていた。

　メダルへの決め手となる４回転は「単発では（成功の）確率は上がってきた。（プログラムを）通しては５０％ぐらいの確率」。現地時間１６日開幕のショートプログラムまで２週間以上あるだけに「調整には十分な時間。その間に、もっと確率を上げられる」と自信を見せた。

　高橋はカナダ・バーナビーで練習し、直前にバンクーバーに入る予定だ。

　［2010年1月31日20時29分］

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