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真央が五輪への思い「最初がキー」

 -帰国しての心境は

 浅田真央 たくさん課題が見つかった。(全日本までの)2カ月は長いようで短い。毎日、課題を見つけて練習したい。

 -課題とは

 浅田 最初の3回転半がキーになっている。もちろん、3回転半だけではないが、それができないと(その後も)乗ってこない。

 -ジャンプを取り戻すにはどうすれば

 浅田 ロシアでプルシェンコを見たら、4回転を練習なしにすぐに跳べてた。自分も百発百中ですぐに跳べるようになればいい。

 -どのように調整を

 浅田 冷静になれば、できないことは何もない。試合では1発だが、練習から(3回転半を)百発百中、跳びたい。

 -気持ちの問題は

 浅田 気持ちの問題と思い過ぎても駄目。(ジャンプへの)入りのコースや勢いを安定させれば、百発百中跳べるようになる。

 -プログラムを変える可能性は

 浅田 SPもフリーもまだ完ぺきな滑りができていない。皆さんの前で、ちゃんと(今のプログラムを)滑りたい。

 -SPの3回転半は

 3回転半を抜いた構成は考えていない。最も得点が高いし(世界で)2人しかできない。(全部で)3発入っているので百発百中やりたい。

 -遠征が長かった

 浅田 試合が続いていたので、日本に帰りたいとは思わなかった。ただ愛犬、エアロに会いたかった。

 [2009年10月28日8時0分 紙面から]


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