フィギュア
Figure Skating24歳鈴木、逆転でGP初優勝/フィギュア
<フィギュアスケート:中国杯>◇2日目◇10月31日◇北京◇女子フリー
SP4位の鈴木明子(24=邦和スポーツランド)が、逆転でGP初優勝を飾った。
鈴木がGPファイナル初出場に大きく近づいた。明るい曲調の「ウエストサイド物語」に乗り、SP4位からフリーで1位の117・14点をマークして逆転。日本女子では今季最高となる総合176・66点でGP初優勝を飾った。「思っていた以上の演技だった。信じられない気持ち」。遅咲きの24歳は目を潤ませた。
海外でのGPは初出場ながら、2位のコルピ(フィンランド)に13・39点の大差をつけ、昨季世界選手権銀メダルのロシェット(カナダ)も3位に退けた。スパイラルと3つのスピンは最高のレベル4と評価された。4種類の3回転を決めたジャンプもほぼ完ぺき。従来の国際大会での自己最高得点だった、昨年のNHK杯(2位)を9・02点も更新。「五輪に出て戦える点数」と、目標にしてきた180点に迫った。
高校1、2年時に全日本選手権で4位となり、将来を期待された。だが大学進学で拠点を愛知から宮城に移した03年、環境の変化への不安もあって摂食障害に陥った。現在は40キロ台後半まで戻ったが、一時体重は15キロも落ちた。それが前週ロシア杯の安藤美姫に続くGP2連勝で、日本女子の層の厚さを証明する存在に成長。次戦は摂食障害で6年前に辞退したスケートカナダだけに「リベンジしたい。ファイナルにつながったけど、舞い上がっている暇はない」と意気込んだ。
[2009年11月1日9時54分 紙面から]
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