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長洲SP首位五輪切符獲る!/フィギュア

全米選手権の女子SPで首位に立った長洲未来(AP)
全米選手権の女子SPで首位に立った長洲未来(AP)

<フィギュア:全米選手権兼バンクーバー五輪代表選考会>◇21日◇米ワシントン州スポケーン

 両親が日本人の長洲未来(16)が、ショートプログラム(SP)でトップに立った。ほぼ完ぺきな演技を見せ、70・06点をマーク。2大会ぶりの優勝と、バンクーバー五輪出場権をかけて、23日(日本時間24日)のフリーに臨む。米国女子の五輪出場枠は「2」で、トリノ五輪銀メダルのサーシャ・コーエン(25)が2位、レイチェル・フラット(17)が3位につけた。

 米国育ちの長洲がミスなく滑りきった。会心の演技かと聞かれると「自分に100点をつけたらあとは引退しか残っていない。まだまだです」と勝ち気に言った。大好きな映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の音楽に乗り、冒頭の3回転-2回転をきれいに決めた。最近2年で10センチ以上も伸びた163センチの細身の体がリンクに映えた。

 昨年5月、元世界女王のクワンらを育てたキャロル・コーチの門下に入った。急激な体の成長で狂いが生じていたジャンプの鋭さを徐々に取り戻した。2枚しかない五輪切符を意識してフリーで守りに入ることはしない。金妍児や浅田真央に比べ「自分は遅れている。2倍頑張らないと五輪で通用しない」と、挑戦者の姿勢を崩さなかった。

 [2010年1月23日8時25分 紙面から]


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