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真央に妨害予告!屈強ガードマンついた!

ボディーガードに警護され記者会見場へ向かう浅田真央
ボディーガードに警護され記者会見場へ向かう浅田真央

 【全州(韓国)26日=高田文太】フィギュアスケートのバンクーバー五輪代表の浅田真央(19=中京大)が、異例の厳戒態勢で五輪前哨戦に臨む。27日に開幕する4大陸選手権の公式練習が大会会場の全州華山アイスリンクで行われた。最大のライバル金妍児(キム・ヨナ)の母国韓国のネットで、浅田の演技妨害を予告する書き込みがあり、この日から主催者が屈強なボディーガードを付けた。大会期間中は会場はもちろん宿舎でも完全護衛する。2月12日の五輪開幕を控え、日韓の「国民的ヒロイン」による金メダル争いに、周囲もヒートアップしてきた。

 午前練習のため会場入りした浅田の隣に、身長190センチ近い大男が立っていた。頭髪を七三分けにしたいかつい男は、ニコリともしない。午後練習終了後は、会場からホテルに移動するバスに乗り込むまで、浅田の足元をペンライトで照らしながら、周囲にも鋭い視線を光らせた。ホテルに到着すると別の屈強な男たちが浅田にピタリと帯同。緊迫した空気が張り詰めた。

 他の出場選手にはない異例の厳戒態勢だった。男たちはいずれもソウルに本社を構えるチャム・セキュリティー社の精鋭たち。名前や詳細なプロフィルは明かさなかったが、会場でガードした、柔道の黒帯だという大男は「特技がある人がそろっている」。ほかにテコンドーの有段者ら複数によって構成されているという。しかも制服は着ておらず、一目ではボディーガードとは分からない。

 発端は韓国内でのネットの書き込みだった。金妍児は韓国で圧倒的な人気を誇り、出演するテレビ番組は視聴率30%を超える。五輪が近づくにつれ、金メダルの期待も急騰している。当然、「金の最強のライバル」の浅田が、韓国で前哨戦に出場することも知れ渡っていた。大会前に金ファンと見られる人物が「演技直前に奇声を発して集中力を途切れさせよう」「外でサイン攻めにしてコンディションを崩そう」などと、妨害を呼び掛ける書き込みが多数発見された。

 ボディーガードを準備したのは、浅田サイドではなく、韓国の大会主催者側だった。浅田にもしものことがあれば、たとえ金妍児が五輪で金メダルを獲得しても後味が悪い。昨年、金が韓国のテレビ局で「日本選手に練習を邪魔された」と発言し、金ファンが浅田の行為と思いこみ、バッシングする騒動もあった。“襲撃”があってからでは遅いと判断した大会側が、急きょ厳戒態勢を敷いた。この措置に浅田は「心強いですね」と話した。

 今回は浅田側も韓国入りの航空便名を極秘にするなど対応していた。しかし、25日には仁川国際空港に日韓約30人の報道陣が集結し、一時騒然となった。隠していたはずの情報は、なぜか韓国側に筒抜けだった。浅田の関係者も「もしも変な人を見かけたら協力してください」と、一部の報道陣に呼びかけたほどだった。

 この日の公式練習後、浅田は日本の報道陣にだけ取材対応する予定だったが、韓国メディアの強い要望もあり、急きょ国際スケート連盟(ISU)が記者会見を設定した。もっとも浅田は「全州はビビンバ発祥の地だと聞いてきたので1度は食べて帰りたい」と言って、過熱気味の韓国メディアを和ませた。

 [2010年1月27日9時27分 紙面から]


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