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　上村愛子（３０＝北野建設）らバンクーバー五輪のモーグル代表が、トラブルに巻き込まれた。Ｗ杯第７戦レークプラシッド大会（米国）を終え、２３日に帰国予定だったが、１日遅れることになった。陸路でカナダ・モントリオールに向かったが、シカゴ行きの航空機がトラブルで欠航。別の便でシカゴに着いたが、日本行きの便には乗り継げなかった。

　当初は、２４日に国際スポーツ科学センター（ＪＩＳＳ）で、新型インフルエンザの予防接種を受ける予定だった。時間のロスを避けるため、２４日の帰国便に合わせて、医師２人が成田空港へ出張。選手たちは帰国即、空港で注射を打つことになった。上村は今季Ｗ杯全７戦で未勝利に終わり、これからの巻き返しが必須。２８日からの福島合宿は、全日本チームとして非公開とし、バンクーバー五輪へ向けて集中する。

　［2010年1月24日8時53分　紙面から］

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