五輪選手団に200人分の治療薬を準備
バンクーバー冬季五輪の日本選手団の新型インフルエンザ対策で、文部科学省と国立スポーツ科学センター(JISS)などが連携し、治療薬のタミフルやリレンザを約200人分、緊急で準備したことが28日、分かった。
文科省によると、日本選手団の橋本聖子団長から要求があった五輪出場選手に対するワクチン優先接種について、厚生労働省に要望しているが対応は流動的な状態。このため五輪開幕前に選手が発症した場合に対応できる臨戦態勢を組み、日本オリンピック委員会(JOC)やJISSクリニックとも協力して治療薬を確保した。
五輪直前の海外遠征が増加するのに伴い、スキーやスケート選手に同行する担当医に治療薬を携行してもらい、早期発見と治療に努めるという。文科省関係者は「希望選手がワクチンを受けられる態勢づくりに着手すると同時に、医療の支援態勢に万全を期したい」と話した。
[2009年12月28日20時40分]
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