ムード高まるバンクーバー準備状況は順調
2月12日(日本時間同13日)のバンクーバー冬季五輪の開幕まで、12日であと1カ月となった。市中心部の大通りに色とりどりの垂れ幕が目立つようになり、徐々に大会ムードが高まり始めた。開閉会式会場のBCプレースにはひんぱんに工事車両が出入りし、最後の追い込み作業が続いている。
12日に記者会見した組織委員会のジョン・ファーロング最高経営責任者(CEO)は「各会場で仮設施設は完成間近だ」と順調な準備を強調した。
雪より雨が多いバンクーバーだが、このところ気温10度前後と平年より暖かい日が続く。近郊のフリースタイルスキーなどの会場でも最近の雨で雪が解け、本番が心配される。それでも組織委の競技運営責任者は「十分に雪の貯蔵はあるし、あらゆる手段で対応する。じきに冬の天候に戻るだろう」と不安を打ち消した。
関係地の先住民も組織委に入り運営に携わるなど多文化主義のカナダらしさをちりばめる。北極圏を含めてカナダ全土を回ってきた聖火は21日にバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州に戻る予定で、ファーロングCEOは「聖火が近づけば、よりムードは高まるだろう」と期待した。
[2010年1月13日12時24分]
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