スピードスケート

　バンクーバー冬季五輪スピードスケート代表で、男子５０００メートル、団体追い抜きの出島茂幸と、女子３０００メートルの名取江理が１４日、所属する十六銀行の本店（岐阜市）で記者会見し、出島は「世界との差がある長距離だが、日本人でも滑れることを証明したい」と意気込みを口にした。

　「初の五輪で悔いのないようにしたい」と出島。コーナーの滑りを改善点に挙げ、「ラップの落ちないスケーティングを見てほしい」。団体追い抜きにも「息のあった日本の滑りを見てほしい」と意欲をのぞかせた。

　４歳からスケートを始めた名取も五輪は初めて。本番までは陸上トレーニングなどを取り入れて調整するといい、「１００分の１秒でも早くゴールできるように頑張りたい」と決意を語った。

　［2010年1月14日18時1分］

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