スピードスケート

＜Ｗ杯スピードスケート：カルガリー大会＞◇２日目◇５日（日本時間６日）◇カナダ・カルガリー、オリンピック・オーバル

　加藤条治（２４＝日本電産サンキョー）が、大混戦を歓迎した。男子５００メートルは李奎■（韓国）が今季初優勝し、これでＷ杯全６戦で異なる選手が優勝と、来年２月のバンクーバー五輪に向けて本命不在。３４秒５２で４位と、２日連続の表彰台を逃した加藤は「変に過大評価されるより、じっと隠れていたい。だから今日、表彰台に立てなくてもよかった」と話した。

　トリノ五輪直前はＷ杯で３勝を挙げ、金メダルの本命としてプレッシャーの大きさを身をもって知った。バンクーバー五輪に向け「シーズン後半に入って上がる人が五輪で結果を出す」。五輪直前に一気に浮上するつもりだ。【広重竜太郎】

※■は火へんに赤を２つ。

　［2009年12月7日9時52分　紙面から］

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