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35歳田畑健在、4度目五輪/Sスケート

<スピードスケート:バンクーバー冬季五輪代表選考会>◇最終日◇30日◇長野エムウエーブ

 女子1500メートルで田畑真紀(35=ダイチ)が、1分59秒98で3位に入り、4度目の五輪代表をつかんだ。前日の1000メートルは専門外とはいえ5位に終わり、五輪出場へ一発勝負となったが、前半300メートルのラップを出場メンバー中2番目の26秒13で入る攻めの滑りを披露。意地を見せたベテランは「五輪に行くのは簡単ではない。ホッとしています」と笑った。

 中長距離のエースとしてのプライドを捨て、今季から同種目1本に絞ってやってきた。田畑は「種目によって滑りを替えなくていい」と話し、前半戦こそ調子が上がらなかったが、12日のW杯ソルトレークシティー大会(米国)では7季ぶりに日本記録(1分54秒28)を塗り替え、健在をアピール。若手の小平、高木の活躍の陰に隠れた感もあったが「高木さん? 滑りは1回も見ていない」と闘争心にも火がついた。

 隠れたメダル候補でもある。田畑は昨季、世界距離別選手権で銅メダルに輝いた団体追い抜きの主軸を担う。06年トリノ五輪では4位に終わっており、個人種目だけでなく団体追い抜きでも活躍を誓う。「今回は集大成のつもり。最高の滑りをすれば結果はついてくる」と、自信を胸に秘め大舞台へ向かう。

 [2009年12月31日10時0分 紙面から]


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