スピードスケート

　バンクーバー五輪スピードスケート代表の高木美帆（１５＝北海道・札内中）が３日、「普通の中学生」に戻って再始動した。２日に帰国したばかりだが、わずか１日でジュニアＷ杯（ベルリン）と世界ジュニア選手権（モスクワ）に向けて出発。前日までのブレザー姿ではなく、ジャージー姿に、青と黄色のボーダー柄ニット帽というラフな服装で成田空港に現れた。「昨日は親子丼を食べました」などと話し、あくびも出るなど、終始リラックスムードだった。

　遠征と札内中の卒業式の日程が重なり、式に出席できないが寂しさはあまりないという。世界ジュニアへ「滑るリンクと聞いているので、タイムが出るように頑張る」と意気込み、少年漫画雑誌を手に飛行機へ乗り込んだ。

　［2010年3月4日8時23分　紙面から］

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