サポートハウス長島は美帆に「カレーを」
日本スケート連盟がバンクーバー冬季五輪に向けて、主にスピード勢を支援するために設けた「サポートハウス」が7日、報道陣に公開された。スピード会場の五輪オーバルから徒歩圏の場所にあり、選手の人気は上々のようだ。
昨年7月から8カ月間、ビルの1フロア、約70坪を360万円で借りた。運営費を含めると総額で1000万円を超えるという。滑りの映像を蓄えたコンピューターやスケート靴の調整器具、トレーニング器具を備える。
台所では管理栄養士がおにぎりをこしらえて練習直後に届ける。軽食も用意し、7日は男子短距離の長島圭一郎(日本電産サンキョー)が高木美帆(北海道・札内中)を「カレー食べに行こうか」と誘った。
運営責任者で日本連盟科学スタッフ、湯田淳氏は「選手が力を出し切ってくれるとうれしい。そのうえでぜひメダルを」と期待した。
[2010年2月8日11時28分]
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