ヨナが五輪一のお金持ち!昨年7・2億円
フィギュアスケート世界女王の金妍児(19=韓国)が、アイスホッケー・プロリーグのNHL所属選手を除くバンクーバー五輪出場の中で、09年の年収でトップとなった。米経済誌フォーブスの電子版は9日(日本時間10日)、09年の収入トップ10人を発表。金はスノーボード・ハーフパイプ男子のホワイト(米国)と1位タイで、800万ドル(約7億2000万円)という破格の収入だった。3位でも2億7000万円で、フィギュアスケート女子の浅田真央ら、日本勢は10位にランクインしなかった。
同誌によると、優勝した世界選手権、4大陸選手権などの賞金は15万ドル(約1350万円)程度で、残る7億円余りはスポンサー料によるものだという。スポンサーとして挙がった社名も、所属先の韓国自動車メーカー現代(ヒュンダイ)や、スポーツメーカーのナイキなど、各業界の世界トップクラスがめじろ押し。同誌には「サムスン電子が昨年5月に発売した『金妍児モデル』の携帯電話は、売り上げ100万台を突破した」と報じられた。
ある韓国人記者は「金メダルを獲得すれば、1本当たりのCM出演料が跳ね上がるのは確実。さらに契約を希望するメーカーも増えるはず」と、金妍児の周辺は不況知らずだという。一方、テレビCM1本の出演料が5000万円とされる浅田は、トップ10に入らなかったが、所属するマネジメント会社の幹部は「(実際の収入は)間違いなくトップ5には入っている」と話した。
[2010年2月11日9時18分 紙面から]
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