聖子団長「今日から政治家」予算増に動く
日本選手団の橋本聖子団長が2日の会見で、ソチ五輪に向けてスポーツ予算の増額を国に求めていく意向を明かした。中国や韓国など躍進したアジア勢と比較して、日本の強化体制が物足りないと痛感。「今日から団長ではなく、政治家として(予算増を)訴える立場に変わりたい」と意欲を見せた。
現地では金メダル14個を獲得したカナダの役員らと会談。国や地方自治体と連携し、強化に取り組んだことなどをヒアリングしたといい、「選手の頑張る心を引き出す環境をいち早く整備するべきだ。そのためにも、国から予算をいただきたい」と力説した。
昨年の行政刷新会議の事業仕分けでは「マイナー競技に補助が必要か」と、そり系競技が名指しで指摘を受けた。橋本団長は「国の力を引き出せるように、選手たちの人間力を高め、五輪のすばらしさを示していかないといけない」と訴えていた。
[2010年3月3日7時57分 紙面から]
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