カーリング

新ユニホームを披露したカーリング女子日本代表（撮影・山崎哲司）

　バンクーバー五輪カーリング日本女子代表に、新たなマスコットが守護神として誕生した。１日に都内で会見し、愛称の「クリスタル・ジャパン」（チーム青森）にちなんで、３８５個のクリスタルでつくられたクマのマスコットが初お披露目だ。ファンが有名メーカーのクリスタルをつなぎ合わせてつくったもので、値段にすれば「数１０万円相当」（チーム関係者）だという。スキップ（主将）の目黒萌絵（２５）は「メンバーではクリスタローって呼んでます」。五輪本番では、リンクサイドでチームの活躍を見守る。正式な名前は、チームの公式ＨＰでこの日から公募する。

　新しい五輪専用ウエアも完成。左胸に日の丸がついた赤と白をベースにしたもので、ミズノが１年をかけて開発した。マリリンこと本橋麻里（２３）は「ぜいたくなユニホーム」と喜んだ。

　チームは２日にバンクーバーに向け出発。市内で合宿を行った後、９日に選手村に入る。阿部晋也コーチは「初戦の米国から、カナダ、中国、英国と強豪と当たる最初の４戦がカギ。悪くても２勝２敗で行きたい」と話した。

　［2010年2月1日23時9分］

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