カーリング
Curling家庭用カーリングゲームに注文殺到!
あなたもマリリンになれる? バンクーバー五輪カーリング女子日本代表「チーム青森」の人気沸騰に家庭用カーリングゲームが絶好調の売れ行きを見せている。テーブルカーリングゲームを発売しているビーズ(本社・東大阪市)には五輪開幕後、注文が殺到して残り在庫は600台。同社開発担当者は「チームがメダルを獲得すれば新たに生産する」と期待を寄せる。開発担当者は連日試合をテレビ観戦し、眠れない日々を過ごしている。
ものづくりの町として知られる東大阪市の従業員21人の会社が、カー娘のメダル獲得へ連日声援を送っている。「チーム青森の試合は欠かさず見ています。ロシア戦の延長戦で目黒選手のスーパーショットには感動しました」。劇的な逆転勝利を喜ぶのは、日本で初めて家庭用ボードゲームの開発を担当したビーズ株式会社の保田和宏さん(40)。
同社は昨年12月、家庭向け「BLITZER テーブルカーリングゲーム BC1」(希望小売価格1万1500円)を発売。前回トリノ五輪のカーリングを見た同社の男性社員が「カーリングのゲームを作ろうと」と提案。保田さんがカーリングのルールから勉強を始め、日本初のカーリングボードゲームを完成させた。
当初、1500台を生産したが、バンクーバー五輪開幕前から注文が増え、開幕後はカー娘の連日の熱戦もあって全国から注文が舞い込んでいる。22日時点での残りは約600台。保田さんは「チームがメダルを獲得すれば、カーリングブームは当分続くはず。増産したい」とメダル効果による“市場拡大”を狙う。
コンセプトは「子どもからお年寄りまで楽しめる」。長さ1メートル22センチ、幅34センチ。家庭のテーブルにも置けるサイズにした。ゲーム開発にあたり最も苦労したのは「滑り具合」だ。ボードは木製で特殊な技術で木を圧縮、ボード表面にプラスチックを張り付けた。ストーンは鉄球が入ったプラスチック製のミニチュア。「ストーンの動きをいかにリアルにするか苦心した」(保田さん)。投げ方によってストーンはカール(左右に曲がる)する。
ゲームは2人だけの対戦も1チーム4、5人のチーム戦も可能。保田さんの唯一の心残りは「遊び心でもブラシをつけておけばよかった」。チーム青森は3勝3敗の4位。同社社員の連日の応援は続く。【松浦隆司】
[2010年2月23日8時55分 紙面から]
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