カーリング
Curling地元・青森で最後まで声援/カーリング
<バンクーバー五輪・カーリング女子>◇23日(日本時間24日)◇五輪センター
全国に興奮と感動を、ありがとう-。チーム青森は、スウェーデンに6-10、デンマークに5-7で敗れ、1次リーグ3勝6敗で8位に終わった。だが、日本中にカーリングの魅力を広めた今五輪の健闘に、地元青森の人たちは温かくねぎらい、4年後のソチ五輪に向けて再出発を期待した。
チーム青森への思いがあふれた。最終デンマーク戦はテレビ中継がなかったが、石崎琴美(31)の勤務先「ヘアーアートカレッジ木浪学園」では生徒、教職員25人が正午のニュースの画面に最後の大声援。藤田智紀本部長(51)は「よく頑張った。お疲れさま、と声をかけたい」とねぎらった。
同学園では昨年、石崎の髪とボディーをケアするプロジェクトを行ったが、柴田真紀子教諭(31)は「帰ってきたら、石崎さんだけでなく、チーム青森全員のケアをしてあげたい」と言う。広報課の今井誠一郎さん(32)は「3月7日の理美容国家試験に向けて勉強中の生徒たちにも、励みになった」と感謝する。
近江谷杏菜(20)の上司、青森市生涯学習課の加藤文男課長(48)は「カーリングの魅力を全国に発信した。カーリングの街づくりを進める青森市にとって効果は大きい」とたたえた。目黒萌絵(25)の上司、みちのく銀行広報室の貝塚敏室長(39)は「4年後のソチ五輪へ向けて、目黒とチーム青森を今後もバックアップしていきます」と言葉に力を込めた。
メダルこそ取れなかったが、チーム青森の健闘は青森の誇り。帰れば、地元の人たちの温かい出迎えという「勲章」が待っている。【北村宏平】
[2010年2月25日10時11分 紙面から]
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