ジャンプ

左から斎藤監督、岡部、葛西、伊東、栃本、竹内

　スキー・ジャンプの岡部孝信（３９＝雪印）ら代表５人が９日、バンクーバー入りし、ウィスラーの選手村で会見を行った。日本選手団の主将を務める岡部は「少し高ぶってきた。ジャンプ台は癖がないので飛びやすい。自分のジャンプができれば攻略できる」と、決戦の地に入り“戦闘”モードに突入した。

　ジャンプ陣は６日から３日間、米・ソルトレークシティーで非公開で最終調整した。今季、不調にあえいできた岡部も約３０本、飛び込んだ。「直前合宿は最高の条件で練習ができた。日本を出た時よりも少しは良くなっている」と復活への手応えをつかんだ。

　ジャンプは全競技に先駆け、１２日にノーマルヒル予選に臨む。代表５人のうち出場できるのは４人。「目標はメダルだが、４人の中に入れるよう頑張る」と闘志に火がついた。

　［2010年2月11日9時22分　紙面から］

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