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国母生き生き、周囲を笑わせた

公式練習後、現在の心境について話した国母(撮影・佐々木一郎)
公式練習後、現在の心境について話した国母(撮影・佐々木一郎)

 スノーボード男子ハーフパイプ(HP)の国母和宏(21=東海大)が、本来の奔放さを取り戻した。15日(日本時間16日)、2日目の公式練習で約2時間、コースの状況を確かめた。米国のメダル候補ルイ・ビトーと話す場面もあり、話の中身を聞かれると「言えないです。言ったら(新聞の)1面を飾るんで…」と周囲の選手らを笑わせた。

 公式服装の乱れや記者会見の態度が問題視され、入村式と開会式への参加を自粛。この日の練習後は、報道陣の要望に応える形で、萩原監督やチームメートと一緒に取材に応じた。冒頭には「いろいろあったんですが、迷惑かけた人たちにいい滑りを見せたいです」と神妙な顔も見せた。

 練習では縦回転の技マックツイストを見せたが、課題も残した。暖冬でボトム(底面)が軟らかく、何度も板のエッジが引っ掛かり、狙った技を出せない場面があった。日本勢では唯一、大技ダブルコークを試合で決めたことがあるが、本番の構成については「秘密です」。一方、自信を問われると「あります」と即答した。

 マウスピースをしたまま質問に答えるなど、若干の突っ込みどころを残したが、雪上に立つと、記者会見よりもはるかに生き生きする。意外な形で注目度がアップした試合は17日(日本時間18日)。騒動が試合に影響するほど、やわじゃない。【佐々木一郎】

 [2010年2月17日8時56分 紙面から]


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