スノーボード
Snowboard青野、ホワイトの直後で緊張9位/スノボ
<バンクーバー五輪・スノーボード:男子ハーフパイプ>◇17日(日本時間18日)◇サイプレスマウンテン
力を出し切れなかった。青野令(19=松山大)は、決勝で2回ともミスが出た。1回目は最初のジャンプでバランスを崩した。2回目は、最後で転倒した。予選は全体3位の得点をマークしていたが、決勝で9位にとどまった。「2本目に攻めきれなかったんで、それが今は悔しいです。悔しい悔しいって言っても、全然ダメなんで、また一からやり直しです」。
09年世界選手権を制したが、ホワイトら強豪選手は出ていなかった。「自分は世界王者と思ったことは一度もない」と浮かれることなく、初の五輪に備えてきた。予選は観衆の多さに驚き「これが五輪なんだなと思った。緊張して、のどはからからで、唇もかさかさになった」。ホワイトの直後の演技だったことも緊張につながったという。
多くのトップ選手が、ダブルコークなど縦回転系の技を取り入れたが、最後まで得意のフラットスピン(横回転)と高さを出すことにこだわった。愛媛県出身で、屋内ゲレンデで育った異色の選手。「4年後なんで、全然まだ狙える。悔しい思いをしたまま終わったら、男としてダサいっすね。それだけはイヤですね」。負けん気を口にして、挽回(ばんかい)を誓った。
[2010年2月19日9時29分 紙面から]
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