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スピードスケート

Speed Skating
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競技メモ

スピードスケートとは

 13世紀にオランダで、冬の凍った運河で木の靴で滑ったのが始まりと言われており、1676年に同国で競技が始まったとされる。最高速度は時速60キロにも達し、機械や自然の傾斜を使わずに人間の力だけで行われる競技では最もスピードが出る競技である。

ルール

 1周400メートルの楕円形のリンクで2人1組で争われ出場者全員のタイムで優劣を決する。500メートルでは最もスピードが出る最終コーナーで大きく回れるアウトコースの方が有利とされるため、インスタート、アウトスタートの2度の合計タイムで争われる。アウトとインのコースで入れ替わる時は、同時に進入した場合、アウトからインに入る滑走者に優先権がある。またトリノ大会(2006年)から団体追い抜きが採用された。3人1組でチームを組み、縦1列に並び、順番を入れ替えながらチームとしてタイムを競う。

歴史

 冬季五輪では第1回シャモニー(1924年)から採用されている(このときは男子のみ)。レークプラシッド大会(1932年)で女子のデモンストレーションが行われ、スコーバレー大会(1960年)から女子も正式種目となった。日本人選手の活躍が目立つ競技で、最初のメダリストになったのが北沢欣浩で、サラエボ大会(1984年)の500メートルで銀メダルを獲得。続くカルガリー大会(1988年)には同競技で黒岩彰が銅メダルを手にした。現参院議員の橋本聖子はアルベールビル大会(1992年)の1500メートルで銅メダルを獲得し女子スピードスケートで最初のメダリストとなった。長野大会(1998年)には清水宏保が500メートルで金、1000メートルで銅、岡崎朋美が500メートルで銅、ソルトレークシティ大会(2002年)では清水宏保が500メートルで銀をそれぞれ獲得している。

日本代表選手

 男子は加藤条治、長島圭一郎ら10人、女子は岡崎朋美、吉井小百合ら9人の計19人が決定。メダルの期待がかかるのは男子500メートルの加藤条治と長島圭一郎。加藤、長島とも今季のW杯で優勝するなど好調で、前回大会で逃したメダル獲得に挑む。女子は5大会連続出場の38歳岡崎や、札内中3年の高木美保など多彩な顔ぶれがそろった。エース格は吉井、小平奈緒でやはり短距離での上位進出を狙う。



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