フィギュア

バンクーバー入りし笑顔を振りまく金妍児（撮影・たえ見朱実）

　フィギュアスケート女子のショートプログラム（ＳＰ）を２３日（日本時間２４日）に控え、金メダル有力候補、昨季世界選手権女王の金妍児（韓国）が１９日、バンクーバーに到着した。

　昨季から国際大会で５連勝中の金妍児は、カメラのフラッシュを浴びながら笑顔で手を振るなど余裕の表情。「バンクーバーに入るのは遅くなったが、（練習拠点のカナダ）トロントで練習していたからコンディションはいい。試合に向けて頑張る。ベストを尽くす」と意気込みを口にした。２０日から公式練習に参加するが、選手村には入らないという。

　空港では日韓両国の報道陣や、韓国のスター選手を一目見ようと集まったファンら約１００人が待ち受けた。空港職員やボランティアを動員して厳戒態勢が敷かれ、用意された車へ足早に乗り込んだ。

　［2010年2月20日10時54分］

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