フィギュア
Figure Skating真央、極寒ロシア避け、地元名古屋で調整
フィギュアスケート女子のバンクーバー五輪代表・浅田真央(19=中京大)が金メダル獲得へ、腰を落ち着けて地元で最終調整する。1月31日、優勝した4大陸選手権の開催地・韓国から中部国際空港に帰国した。五輪前にモスクワに渡って、師事するタラソワ・コーチに指導を受けるプランが浮上していたが、浅田は「ずっと日本で練習します。ロシアには行かないです」と明言した。
「いつも日本で調整して試合に行っている。気持ち的にもその方がいい。練習できる環境もあるので」。同コーチからはロシアが「氷点下26度」という連絡も入りコンディション面への影響も避けた形。世界選手権で初優勝した08年3月も日本で調整し、直接開催地のスウェーデン入りしている。「世界一」へ、良いイメージもあるようだ。
拠点の中京大リンクは、ナショナルトレーニングセンターにも指定される最新鋭施設でセキュリティーも万全。浅田と安藤の名を冠したサブリンク「miki&mao」を独り占めしての滑り込みも可能だ。関係者は「開館時間も含めて要望にはこたえたい」と全面バックアップを約束。現地の本番である日本時間の昼すぎにピークを持ってくるよう、時差調整のために早朝からの練習など、24時間態勢で受け入れる。
帰国前には、試合会場の全州で「ビビンバや韓定食、サムギョプサル(豚の三枚肉の焼き肉)も食べました」とおなかも満たしてリフレッシュも完了。出発する20日ごろまで、浅田が「わが家」で金メダルへの最終調整に入る。【八反誠】
[2010年2月1日8時20分 紙面から]
関連ニュース
※ニュースの日記を書く方法はこちらで紹介しています。
このニュースには全0件の日記があります。
- 高橋大輔がアイスショーで荒川と競演へ [5日08:48]
- 真央新体操に挑戦?表現力磨きたい [4日08:37]
- 真央が母校中京大で報告会、応援に感謝 [3日18:35]
- 真央、ライバル引退でもソチでヨナに勝つ [3日08:51]
- 高橋銅メダル実感も、4回転に悔い残る [3日08:19]
ソーシャルブックマーク