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Figure Skating高橋「金」宣言「世界選手権までは現役」
フィギュアスケート日本男子初の五輪メダリストになった高橋大輔(23=関大大学院)が、早くも来年3月の世界選手権(東京)での金メダルを宣言した。銅メダル獲得から一夜明けた19日、バンクーバー市内で会見。「本当は(今回の)五輪でやめようと思っていたけど、来年日本で行われる世界選手権までは絶対に続けようと思った。そこで金メダルを取れるように頑張りたい。その時点で“もういい”と思えばやめるし、4年後まで続けるかもしれない」と初めて進退について明言した。
2度目の五輪となった今大会は、金メダルを目指してフリーで4回転ジャンプに挑戦して失敗。それでも卓越した表現力で3位を死守した。一昨年10月の右ひざの大けがを乗り越えての銅メダルに自信を深めた。一方で「内容は満足していない」と、不完全燃焼の思いが引退に傾きかけていた意思を撤回させた。
高橋 けがで1年を棒に振り、本当にスケートの感覚が戻ってきたと思えたのが今年に入ってから。「まだできる」という気持ちになったし、まだ第一線でやっていきたいと思えた。近い目標だと3月(の世界選手権)。まだ世界選手権のタイトルを取っていないので目指したい。
当面の目標とする今年3月23日開幕の世界選手権(イタリア・トリノ)を制し、来年は日本で連覇を飾る計画。その結果を見て、ソチ五輪を目指すのかの決断を下すつもりだ。
[2010年2月21日8時43分 紙面から]
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