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真央金には出来栄え点が勝負のカギ

SP演技終了後、つま先立ちで笑顔を見せる浅田(撮影・たえ見朱実)
SP演技終了後、つま先立ちで笑顔を見せる浅田(撮影・たえ見朱実)

 浅田真央(19=中京大)が金メダルを取るには、金妍児(韓国)との4・72点差を逆転しなくてはならない。

 フリーで予想される両者の演技構成(プログラム)を比較すると、技の難度を示す基礎点の合計は、浅田が64・60点で金は61・50点。仮に2人がミスなく演技すれば浅田が3・10点上回って、4・72点差は1・62点差まで縮まる。

 SPの基礎点の合計は金34・90点、浅田34・40点と0・50点差。それが実際の得点の合計は3・20点差に広がった。その差(2・70点)は、技術の完成度などを判断するマイナス3~プラス3点の出来栄え点(GOE)、つまり完成度の差だ。逆に言えば浅田はフリーで、着氷の乱れをなくすなど完成度の高い演技を披露し、GOEで金に2点程度の差をつければ逆転できる。演技の印象にも左右されやすい出来栄え点が、2人の明暗を分けそうだ。

 金といえども完ぺきではない。約3カ月前のGPファイナルでは回転不足などジャンプにミスが出て、合計61・50点の基礎点が55・08点まで落ちた。明日もそうなれば、4・72点差などあっという間に逆転できる。金メダルは決して夢物語ではない。【フィギュア担当・吉松忠弘】

 [2010年2月25日8時19分 紙面から]


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