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Figure Skating真央は4回転跳べる!プルシェンコ太鼓判
フィギュアスケートの女子シングルで銀メダルを獲得した浅田真央(19=中京大)が、4回転ジャンプの第一人者プルシェンコ(ロシア)と急接近した。2月27日、各種目上位5人(組)によるエキシビションに出場。14年ソチ五輪を見据え、昨夏から女子では成功例のない4回転トーループに取り組み始めた。それだけに、練習ではリンクの端に座り込み、プルシェンコの4回転の踏み切りや着氷を観察。「間近で4回転を見ることができたのはいい機会。簡単に跳んでしまうので本当にすごい」と感心した。
そんな浅田の熱視線をプルシェンコも感じ取っていた。報道陣の「浅田選手は4回転を跳べると思うか」という質問には「イエス・シー・キャン(彼女ならできる)」と、米オバマ大統領ばりに言い切った。続けて「彼女が望めば、ぜひ一緒に練習したい」と、直接指導に名乗りを上げた。
急接近はこれだけではなかった。プルシェンコによると練習後、互いに「おめでとう」と祝福すると、自らのほおを指さし、浅田にキスを求めたという。「皇帝」の異名を持つプルシェンコも浅田は気になる存在のようで「真央はトリプルアクセル(3回転半)を3回も決めてすごい」と絶賛した。
プルシェンコは今大会、4回転を2度決めたが、1度も跳ばなかったライサチェクに及ばず銀メダル。浅田は女子では初めて、1大会で3度も3回転半を決めたが金妍児に敗れた。浅田は「想像していたよりもすごい、最高の舞台だった」と、初五輪を振り返った。同じような悔しさを味わった皇帝から世界最高の技術を習得して、4年後は雪辱する。【高田文太】
[2010年3月1日9時8分 紙面から]
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