第1回 バンクーバー&郊外の観光地
バンクーバー周辺の観光地、グラウスマウンテンとキャピラノブリッジ、グランビルアイランドを紹介する。グラウスマウンテンとキャピラノブリッジはバンクーバーの北側にある。グランビルアイランドは観光客だけでなく、バンクーバー市民も多く立ち寄るスポットだ。
グラウスマウンテン
- グラウスマウンテン。ケーブルカーを登ると、バンクーバーの街並みを一望できる。
ノースバンクーバーにある山。五輪のフリースタイル会場となるサイプレス山の東にある。ふもとからスカイライドというロープウェーで上に登る。スカイライドからはバンクーバーのダウンタウンや、遠くはバンクーバー島を一望することができ、夜景スポットとしても人気。10分ほど登り到着したところにはレストランがあり、食事を楽しみながら景色を楽しめる。夏はハイキング、冬はローカルのスキー場としても人気の場所。また、グリズリーベアが柵の中で放し飼いにされていたり、野生のシカが姿を見せるなど動物も楽しむことができる。
キャピラノブリッジ
- 橋の手前に公園では、先住民のトーテムポールの制作風景も見られる。
ノースバンクーバーにある、キャピラノ渓谷にかかる長さ137メートルのつり橋。1889年にスコットランド人開拓者が杉板に麻縄をかけて作ったものが始まりで、現在ある橋はかけ直されている。それでも、橋を渡る時はかなり揺れるためスリルがある。渓谷の1番高いところの長さは70メートル。橋を渡ったところは、杉林になっており、木と木の間を渡るボードウォークを楽しむこともできる。一番大きな杉は樹齢400年、長さは約75メートルにもなる。また、橋の手前にある公園内では先住民が作った、トーテムポールが置かれている。トーテムポールを実際に作っているところを見学することもできる。入場料は26.95ドル。
グラウスマウンテンとキャピラノブリッジを回りました。グラウスマウンテンでは、グリズリーを目の前で見ることができましたが、一切動いてはくれませんでした。天気がよく、ケーブルカーからはバンクーバーを一望できました。キャピラノブリッジはやはり結構揺れます。橋を渡ったところにある「ツリートップアドベンチャー」にもつり橋が…。つり橋だらけの場所でした。
グランビルアイランド
- グランビルアイランドのパブリックマーケットは、野菜、魚介類など何でもそろえる事ができる。
バンクーバーのダウンタウンから、グランビル橋を渡ったそのたもとにある、フォールス・クリークから突き出した島。1910年代頃から、木材加工所や鉄工所、製紙場など工場地帯としてにぎわっていたが、70年代に入って「住民にやさしい街づくり」をテーマに再開発が行われ、商業、住宅地として転換が行われた。79年にできた巨大なパブリックマーケットでは、魚介類、肉類、野菜にチーズと何でもそろえることができる。
- アクア・バスからはバンクーバーの市街地や、山並みも眺めることができる。
また、多くのアーティストがスタジオを持ち、気に入ったものがあれば、その場で購入することもできる。映画館やレストラン、ビール工場があり、観光客だけではなく、地元の人々にも愛されているスポット。また、桟橋からはアクアバスが出ており、海からバンクーバーの街並みを眺めることができる。
- いよいよ2月12日にバンクーバー五輪が開幕、熱い戦いがスタートする。でも楽しみは五輪だけじゃない!バンクーバーには見どころがたくさん。「バンクーバー先乗りレポート」では、電子メディア局員・O(婚活中)がひと足先に現地に乗り込んで、バンクーバーに行ったらぜひ訪れたいスポットを紹介する。
記事一覧
- 第1回 バンクーバー&郊外の観光地
- 第2回 バンクーバーの交通事情
- 第3回 マウンテンリゾートの街、ウィスラー
- 第4回 バンクーバーで五輪を楽しむ
- 最終回 スピードスケートが行われるリッチモンド