スピードスケート

　１８日付のバンクーバーの地元紙が、スピードスケート女子の高木美帆（北海道・札内中）が競技ウエアを着た写真を掲載して「下着が透けて見え、世界中のネット上で話題」と報じた。実際は下着ではなく、違う素材による裁縫の結果で、製作したミズノの広報担当者は「何かが透けているわけではなく、同じ金色でも色が微妙に違うだけ」と説明した。

　日本選手の競技ウエアは腰からひざまでが金色で、動きの大きい部分に伸縮しやすい素材を使用している。下腹部により濃い色の逆三角形の伸縮素材を使ったため、下着の布地のようにも見える。さらに脚と胴部分の縫い目がひもに見えるため、一見するとひもで結ぶ下着との誤解を呼ぶ。

　このスーツは男女共通で、１５歳の高木が取り上げられたことに対してもミズノ側は「日本の選手全員が同じように見えるはず」としている。（共同）

　［2010年2月19日9時45分］

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