スピードスケート
Speed Skating朋美メダル獲得へ金ネイル一番欲しい色
【バンク-バ-4日(日本時間5日)=広重竜太郎】スピ-ドスケ-ト五輪代表の岡崎朋美(38=富士急)が「金ネイル」でメダル獲得への決意を示した。同代表はこの日、合宿地のカルガリ-から五輪開催地のバンク-バ-に移動し、選手村に入村した。日本女子史上最多タイの5度目の冬季五輪に臨む岡崎は金色に塗ったツメを披露。ユニホ-ムも含めて全身ゴ-ルドで大一番に臨む。女子モ-グル代表の上村愛子(30)らも現地入りした。
バンク-バ-の空港で待ち構えていた報道陣に、満面の笑みで手を振る岡崎の指先がキラリと光った。ツメが金色に輝いていた。「五輪マ-クがあまり見当たらないし、まだ五輪という感じがしない」と気持ちの高ぶりはまだない。それでもしっかりと自己演出を用意していた。
日本出発前に知人のネイリストに頼んで約1万円でツメを金色に塗っていた。五輪の5色も頭をよぎったが「メダルが欲しいですから」と、一番欲しい物の色に落ち着いた。五輪用のユニホ-ムもほぼ8割が金色。まさにゴ-ルドを身にまとって、5度目の五輪に臨むことになる。
身の回りに「縁起担ぎ」にあふれている。夫の安武宏倫(ひろのり)さんが妻のために願掛けを大事にし、2人の誕生日や婚約指輪を買った日など「7」に縁があることから、車のナンバ-は夫婦とも7に変更。長野五輪時から続くシ-ズン前の富士山登頂には今回は安武さんも参加した。「(験担ぎは)私は勝手にやってという感じ」と笑うが、思いは秘められている。
日本人女子前人未到の5度目の五輪。地に足がついている。「選手村に入って、自分のテリトリ-(領域)をしっかり持って、どんな感じが確認したい」。やるべきことは分かっている。あとは運気も指先に集めて、決戦に臨む。
[2010年2月6日8時26分 紙面から]
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