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美帆必勝サングラス、15歳の夢舞台開幕

笑顔で入場行進する高木(撮影・たえ見朱実)
笑顔で入場行進する高木(撮影・たえ見朱実)

 美帆がイチロー愛用の必勝サングラスで五輪に挑む。スピードスケート日本史上最年少五輪代表の高木美帆(15=北海道・札内中3年)が12日、開会式に参加。幻想的な雰囲気の中で行進し、式典後には橋本団長、岡崎らと聖火をバックに記念撮影するなど満喫した。開会式直前には「不安だけど興奮もしている」と思いを明かした。

 初陣の18日の1000メートルを控え、日本が誇るスーパースターの装備品も手に入れて準備万端。サングラスを提供されているオークリー社製の「レーダー」を五輪本番で着用することが決まった。イチローは10年間愛用していたモデルを昨年のWBC前に「レーダー」に変更。天才が気に入るほどの装着感で、WBC連覇を陰から支えた。

 これまで高木は98年長野五輪金メダル時に清水が使用していた同社の「エムフレーム」を愛用していた。だが、カルガリー合宿で3タイプをテスト。「よく分からない」と言いながら、感性で選んだのがイチローと同タイプだった。

 色にも独特の感性が働いた。熟考の末に選んだカラーがシルバーを基本とし、レンズとツル部分が赤色のもの。00年シドニー五輪女子マラソンで金メダルの高橋尚子がラストスパートで投げ捨てたのも同社のシルバーのサングラスだった。同社の露木慎吾氏は「感覚で選んでいるものが、縁起がいい」と高木の引きつける力を感じている。

 100個以上の特許が詰まった一品は高木の能力を後押しする。「いい調整ができているので気を引き締めて頑張りたい」。勝ち運も携えて、高木の五輪が幕を開ける。【広重竜太郎】

 [2010年2月14日8時43分 紙面から]


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